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HDD
HDDとは、データを記録して蓄積しておくところです。
大きさの規格は何種類かあります。主にデスクトップパソコンで使うのは3.5インチという規格ですが、ノートなどに2.5インチというものもあるので間違えないように注意してください。

HDD選びのポイント
HDDを購入するとき、見たほうがいい項目がいくつかあります。その中で一番注目したいのがHDDの容量です。現在販売されているもので20GB〜300GB程度の容量があります。
たとえば「ソフトはあまり入れないでインターネットとメールの送受信ぐらいしかやらないのであれば20GBで十分。」などというように、目的に合わせて選択します。

次に見なければいけないのが、HDDの規格です。
現在内蔵型HDDの規格としては、IDE、S-ATA、SCSIの3種類があります。しかし、どれでもつけられるわけではなく、マザーボードが対応している規格のみ取り付けられます。

最近のマザーボードでは、IDEケーブルより細くて速い、S-ATAという規格の端子を搭載したマザーボードが多くなってきました。なので、使ってみるのもいいかもしれません。
そのほかにもHDDの回転数もあります。でも、ビデオ編集などでHDDの性能が要求されるのでなければ、回転数の高いのを選ぶ必要はないと思います。

最後に見ておくと便利なのは、HDDのタイプが「ボールベアリングモーター式」か「流体軸受け式」かということです。価格は流体軸受けのほうが多少高いのですが、流体軸受けだと、長く使っていても動作音がうるさくなりにくいという特徴があります。静音性を追求したいなら流体軸受けをお勧めします。

 

取り付け方法
HDDの取り付けは、CDDとほとんど同じで、違うところはケースのベイカバーを開けずにシャドウベイというところに装着します。
後はねじで固定して終了です。IDEの場合はCDDのときと形状は同じなので、CDDを取り付けるようにやります。

S-ATAの場合、電源とS-ATAケーブルの形状が違うだけで、取り付け方はIDEと同じです。

注意したいところは、CDDと違ってHDDは振動などの衝撃にとても弱い部品です。
ベイに入れるときの「コトン。」という衝撃でも、HDDの寿命に大きくかかわります。なので、気をつけてください。

Text:DigiTaichi
 


HDDとS-ATAケーブル

 
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